
小田原市(おだわらし)は、神奈川県の西部に位置するひとつの市です。
歴史ある城下町として知られ、美しい海と山に囲まれた自然豊かなエリアとなっています。
特に市の中心である小田原駅からは横浜や東京方面へのアクセスも良好。
日常生活のお買物などには困らないという利便性もあり、都会的な側面も持ち合わせているエリアでしょう。
それでありながらも、都会の喧騒とは違う、落ち着いた雰囲気が魅力です。
近年では郊外への移住を考える人々も多く、その移住先として小田原市が注目されているようですね。
この記事では、「小田原市」の住みやすさや魅力についてご紹介します。
INDEX
①小田原市に暮らす人々
比較 | 小田原市 | 神奈川県全体 |
---|---|---|
人口 | 186,326人 | 9,225,091人 |
外国人総数 | 3,214人 | 260,163人 |
65歳以上の人の割合 | 30.63% | 25.9% |
1世帯あたりの家族数平均 | 2.19人 | 2.12人 |
参考:神奈川県公式ホームページ – 人口統計・国勢調査(令和6年1月時点)
神奈川県公式ホームページ – 県内の外国人数の調査結果について(令和6年1月1日現在)
神奈川県公式ホームページ – 神奈川県人口統計調査(月報) 過去の公表資料(令和6年1月1日現在)
小田原市は、神奈川県の西端に位置し、相模湾に面した自然豊かなエリアです。
戦国時代には後北条氏の城下町として栄え、日本の歴史と関わり深いことで知られているほか、
小田原提灯・かまぼこ・梅・オシツケなどの特産地として全国的に有名な地でもあります。
住まいとしては、冬は比較的暖かく、夏も海風があるために都心ほどの猛暑にはなりにくい温暖な気候に恵まれた住みやすい地域でしょう。
周囲には箱根山や相模湾が広がり、自然を身近に感じながら生活できる魅力があります。
小田急線・JR東海道線・東海道新幹線などが通っており、東京都心や横浜へもアクセスしやすい立地も魅力です。
主要駅である「小田原」駅は新幹線が停車するため、横浜駅や都内だけでなく名古屋や大阪などの主要都市への移動もスムーズ。
また、小田急線を利用することで箱根エリアにもアクセスしやすいため、オフの日の楽しみ方も多岐にわたる選択肢がありそうですね。
車を持っている場合も東名高速道路や西湘バイパスがあるため、マイカーでのアクセスも快適でしょう。
②小田原市の年齢層・男女別人口データ
神奈川県公式ホームページ – 人口統計・国勢調査(令和6年1月時点)を基にカナタワ事務局が作成
⑴人口の総数(住民基本台帳)
小田原市 | 全体 | 男 | 女 |
人口総数 | 186,326人 | 90,015人 | 96,311人 |
年齢 | 人口数 | 男 | 女 |
15歳未満 | 19,320人 | 9,965人 | 9,355人 |
15~64歳 | 106,702人 | 53,846人 | 52,856人 |
65~74歳 | 24,852人 | 11,881人 | 12,971人 |
75歳以上 | 32,223人 | 12,973人 | 19,250人 |
年齢不詳 | 3,229人 | 1,350人 | 1,879人 |
⑵人口の年齢別割合(住民基本台帳)
年齢 | 全体 | 男 | 女 |
15歳未満 | 10.37% | 5.35% | 5.02% |
15~64歳 | 57.27% | 28.90% | 28.37% |
65~74歳 | 13.34% | 6.38% | 6.96% |
75歳以上 | 17.29% | 6.96% | 10.33% |
年齢不詳 | 1.73% | 0.72% | 1.01% |
⑶平均年齢(住民基本台帳)
小田原市 | 全体 | 男 | 女 |
平均年齢 | 49.69歳 | 48.11歳 | 51.17歳 |
参考:神奈川県公式ホームページ – 市町別平均年齢(令和5年1月1日時点)
③小田原市にある役所・自治体など公的施設
小田原市役所
所在地 | 神奈川県小田原市荻窪300 | ||
電話番号 | 046-533-1300(代表) | ||
HP | リンク | ||
開庁時間 | 月~金曜日:8時30分~17時 |
小田原アリーナ(小田原市総合文化体育館)
小田原アリーナは、小田原市にある総合体育館で、スポーツやイベントに利用される施設です。
バスケットボールやバレーボールのコート、トレーニングルーム、武道場などがあり、市民の健康増進やスポーツ振興の場として親しまれています。
コンサートや展示会などのイベントが開催されることもあります。
所在地 | 神奈川県小田原市中曽根263 小田原市総合文化体育館(小田原アリーナ) |
電話番号 | 0465-38-1144 |
HP | リンク |
小田原市立中央図書館(かもめ)
所在地 | 神奈川県小田原市南鴨宮1-5-30 | ||
電話番号 | 0465-49-7800 | ||
利用時間 | 休館日:毎週月曜日(ただし、祝祭日の時は開館して、翌日が休館)・年末年始(12月28日〜1月3日)・特別整理期間(1週間程度) 開館時間:平日9:00〜19:00、土・日曜日・祝祭日9:00〜17:00 ※地域資料・視聴覚コーナーは9時00分〜17時00分 |
小田原駅東口図書館
令和2年に「小田原駅東口図書館」と「おだぴよ子育て支援センター」が、広域交流施設「ミナカ小田原」の6階に開館しました。
細長いつくりの図書館で、テラス側に一般書架、その反対側の端には児童コーナーやおはなしコーナーなどお子様向けの場所があるといった配置になっています。
大人も子どもも、それぞれが楽しめる図書館でしょう。
所在地 | 神奈川県小田原市栄町1-1-15 ミナカ小田原6階 | ||
電話番号 | 0465-20-5577 | ||
利用時間 | 休館日:毎月第4月曜日(祝日(振替休日含)にあたるときは、その翌日以降の最初の平日)・年末年始(12月28日〜1月3日)・特別整理期間(1週間程度) 開館時間:平日9:00〜19:00、土・日曜日・祝祭日9:00〜17:00 ※地域資料・視聴覚コーナーは9時00分〜17時00分 | ||
HP | リンク |
小田原市のタウンセンター(地域コミュニティーセンター)
橘タウンセンターこゆるぎ | 神奈川県小田原市羽根尾281-3 |
川東タウンセンターマロニエ | 神奈川県小田原市中里273-6 |
城北タウンセンターいずみ | 神奈川県小田原市飯田岡382-2 |
小田原市の地域包括支援センター
センター名 | 住所 | 担当区域 |
地域包括支援センターしろやま | 小田原市栄町3-12-4 | 緑、万年、幸、芦子地区 |
地域包括支援センターはくおう | 小田原市東町1-30-32 | 新玉、山王網一色、足柄地区 |
地域包括支援センターじょうなん | 小田原市早川853(早川高齢者ふれあいセンター内) | 十字、片浦、早川、大窪地区 |
地域包括支援センターはくさん | 小田原市久野137-2 | 二川、久野地区 |
地域包括支援センターひがしとみず | 小田原市堀之内7-1 | 東富水地区 |
地域包括支援センターとみず | 小田原市飯田岡479 | 富水地区 |
地域包括支援センターさくらい | 小田原市曽比1957 | 桜井地区 |
地域包括支援センターさかわ こやわた・ふじみ | 小田原市南鴨宮3-7-12-101 | 酒匂・小八幡、富士見地区 |
地域包括支援センターしもふなか | 小田原市酒匂956-1(介護老人福祉施設ジョイヴィレッジ内) | 下府中地区 |
地域包括支援センターとよかわ・かみふなか | 小田原市成田444-1 | 豊川、上府中地区 |
地域包括支援センターそが・しもそが・こうづ | 小田原市曽我光海2-1(ルビーホーム内) | 曽我、下曽我、国府津地区 |
地域包括支援センターたちばな | 小田原市小船213-1(介護老人福祉施設たちばなの里内) | 前羽、橘北地区 |
④小田原市の治安
小田原市の治安を担っている「小田原警察署」
⑴小田原市の犯罪発生件数
市区町村 | 刑法犯認知件数(令和6年確定値) |
小田原市 | 834件 |
神奈川県全体 | 45,716件 |
<近隣エリアとの比較>
南足柄市 | 172件 |
秦野市 | 621件 |
平塚市 | 1,467件 |
出典:神奈川県警察公式ホームページ 刑法犯 罪名別市区町村別 認知件数
小田原市全体の治安の傾向として、犯罪発生率は比較的低めとなっています。
横浜・川崎などの都市部と比べて犯罪件数は少なめで、神奈川県内では比較的治安が良いエリアでしょう。
住宅街が多く、地元に住まう方々のコミュニティが強いというのもひとつの強みです。
海が近く静かで落ち着いた住宅街である国府津エリアや、大型スーパーやショッピングモールがある鴨宮エリア、山の手でのどかな久野エリア等は特に住みやすく治安が良いとされています。
ただし、小田原市内には観光地が多くあり、人も集まるエリアとなっています。
観光客が多いエリアでは、スリや置き引きなどの軽犯罪に注意しましょうね。
また、小田原駅や鴨宮駅の周辺は飲み屋街などもあるため、夜の一人歩きには注意が必要です。
新宿区が2019年(令和元年)11月25日から2020年(令和2年)2月7日までに行った「新宿区タワーマンション実態調査報告書」によると、タワーマンションに居住中の2,307人中21.2%にあたる488人の方が、防犯に関する活動[…]
⑵治安に関するポスト
小田原も夜の駅前は治安が良いとはいえなかったよな。(特に東口)
— natsuki (@natsuki811) May 31, 2015
ノリで久しぶりに
小田原の城下町にきた。一歩入れば
治安が悪そうな場所があれば
何よりどの食い物屋行っても
店員の女の子が
本当に人懐っこくてかわいくて
楽しい😆昔の沼津みたいで
やっぱこの町好きだなぁ😆 pic.twitter.com/bY7CgJ4XHI— BAD BOY (@DRAGON90538738) September 30, 2023
海や山や川があって温泉にも近い
電車で都心にも行ける距離で新幹線も止まる
渋滞が少なくて土地が安くて治安もいい
鯵や蒲鉾、梅にみかん
他にも美味しいものもたくさんある
富士山見れるし、湘南ナンバーも発行される
お城もある風情な城下町
そんな小田原もっと愛されてもいいと思う🫶— こーいち (@Fabulous_co_one) May 30, 2024
⑤小田原市の駅情報
小田原市にある駅・乗り入れ路線



画像引用元:写真AC
小田原市には、JR東海道本線、小田急小田原線、箱根登山鉄道、大雄山線、東海道新幹線などが通っており、11個の駅が存在しています。
その中でも市の中心となる駅は、「小田原」駅でしょう。
小田原駅は神奈川県西部の交通の要所でもあり、新幹線・在来線・私鉄・バスが集まる利便性の高い駅です。
JR東海道本線・湘南新宿ライン・上野東京ラインが乗り入れているため、横浜や東京方面へ乗り換えなし一本で移動でき、通勤や通学にも便利でしょう。
また、小田急小田原線では始発駅となり、特急ロマンスカーで新宿駅まで約70分と快適にアクセスできます。
さらに、箱根登山鉄道も乗り入れているため、オフの日には箱根湯本や強羅方面で温泉を楽しむにも最適な拠点となっています。
そのほか、東海道新幹線が停車するため、東京駅から約35分・名古屋から約1時間半・新大阪からでも約2時間と、全国各地からのアクセスがスムーズです。
電車以外の交通手段としても、小田原駅前にはバスターミナルが整備されており、小田原市内の各エリアへの路線バスのほか箱根や御殿場、さらには羽田空港・成田空港行きの高速バスも発着しています。
車でのアクセスも良好で、西湘バイパスや小田原厚木道路を利用することで神奈川県内や静岡方面へもスムーズに移動できるエリアでしょう。
駅名 | 路線 | 住所 |
足柄駅 | ・小田急小田原線 | 神奈川県小田原市扇町3丁目32-27 |
飯田岡駅 | ・伊豆箱根鉄道大雄山線 | 神奈川県小田原市飯田岡545 |
穴部駅 | ・伊豆箱根鉄道大雄山線 | 神奈川県小田原市穴部563 |
井細田駅 | ・伊豆箱根鉄道大雄山線 | 神奈川県小田原市扇町3丁目21-1 |
入生田駅 | ・鉄道線 | 神奈川県小田原市入生田190-4 |
小田原駅 | ・東海道本線 ・小田急小田原線 ・東海道新幹線 ・鉄道線 | 神奈川県小田原市栄町1丁目1-1 |
小田原駅(伊豆箱根鉄道大雄山線) | ・伊豆箱根鉄道大雄山線 | 神奈川県小田原市栄町1丁目1-5 |
螢田駅 | ・小田急小田原線 | 神奈川県小田原市蓮正寺319 |
風祭駅 | ・鉄道線 | 神奈川県小田原市風祭240-2 |
鴨宮駅 | ・東海道本線 | 神奈川県小田原市鴨宮29 |
栢山駅 | ・小田急小田原線 | 神奈川県小田原市栢山2636 |
国府津駅 | ・御殿場線 ・東海道本線 | 神奈川県小田原市国府津4丁目1-1 |
五百羅漢駅 | ・伊豆箱根鉄道大雄山線 | 神奈川県小田原市扇町5丁目11-15 |
下曽我駅 | ・御殿場線 | 神奈川県小田原市曽我別所 |
富水駅 | ・小田急小田原線 | 神奈川県小田原市堀之内242 |
根府川駅 | ・東海道本線 | 神奈川県小田原市根府川109 |
箱根板橋駅 | ・鉄道線 | 神奈川県小田原市板橋150-2 |
早川駅 | ・東海道本線 | 神奈川県小田原市早川1丁目16-1 |
緑町駅 | ・伊豆箱根鉄道大雄山線 | 神奈川県小田原市栄町3丁目5-21 |
⑥小田原市の名所・観光スポット
小田原城
小田原城天守閣 ー 画像引用元:写真AC
小田原城は、神奈川県小田原市にある歴史的な名城です。戦国時代には関東の名門・北条氏の本拠地として栄えました。
現在の天守は1960年に再建されたものとなります。
城内はとても広く、天守閣だけでなく日本庭園や郷土文化館、SAMURAI館、NINJA館、こども遊園地などもあります。
歴史深い場所であり、大人向けなイメージもある小田原城ですが、お子さまが楽しめるスポットがたくさんありますよ。
天守閣内だけでも展示やシアター、ショップ、展望台など見どころが満載です。
展示室では小田原の歴史や北条氏に関する展示を見ることが出来ますし、天守最上階の展望台からは小田原の街並みや相模湾、箱根の山々を一望することができます。
また、城内は約300本の桜が咲き誇る、桜の名所としても人気です。
4月には桜まつり、11月には菊花展など、季節ごとのイベントが開催され、多くの観光客が訪れます。
城下町にはかまぼこや干物などの名産品を扱うお店も多く並んでいるのでグルメを楽しむのもよいでしょう。
歴史好きはもちろん、観光やグルメを楽しみたい人、家族でのお出掛けにもぴったりなスポットです。
住所 | 神奈川県小田原市城内 |
HP | リンク |
アクセス | 小田原駅から徒歩約10分 |
石垣山一夜城
石垣山一夜城 ー 画像引用元:写真AC
石垣山一夜城は、神奈川県小田原市にある歴史的な城跡で、豊臣秀吉が小田原攻めの際に築いたお城です。
秀吉が築城にあたって、白紙を張って白壁のように見せかけつつお城の骨組みをつくり、そして一夜のうちに周囲の木を伐採したことから、まるで一夜のうちに城ができたように見えたと言われ、この名前がついたと言われています。
このお城は、関東で最初に造られた総石垣の城で、長期戦に備えた本格的な総構えであったといわれ、今日まで度重なる大地震にも耐えて当時の面影が大変よく残されているそうです。
この地は国立公園区域及び国指定史跡に指定されているほか、日本城郭協会より「続日本100名城」にも選定されています。
住所 | 神奈川県小田原市早川1383-12 |
アクセス | 小田原駅からバスで約15分+徒歩20分 |
ミナカ小田原
小田原駅直結の「ミナカ小田原」は、小田原の歴史を伝えるとともに、街の新しいシンボルとしての役割も担っている複合施設です。。
江戸情緖が薫る「小田原新城下町」と、14階建てのタワー棟に、ホールや図書館、保育所などの行政施設やクリニック、ホテル、飲食店、物販店などが入っており、観光客も地元に住まう人々も隔てなく集まるスポットとなっています。
中でも、小田原グルメが集結する「西湘フードスタジアム」や、お土産にぴったりなスイーツや水産加工品を扱う「城下町市場」が人気です。
そのほか、最上階には展望足湯庭園があり、小田原市街を見下ろしながら箱根湯本の天然温泉を楽しめます。
住所 | 神奈川県小田原市栄町1-1-15 |
HP | リンク |
アクセス | 小田原駅直結(東口デッキ直結) |
小田原漁港
小田原漁港の風景 ー 画像引用元:写真AC
小田原漁港は、小田原市の相模湾に面している漁港で、新鮮な海産物が楽しめることで知られています。
特にアジやサバ、イカ、エビ、カマスなどの魚介類が豊富に水揚げされ、小田原の食文化を支える重要な港となっています。
漁港周辺には市場や飲食店があり、新鮮な海鮮丼やお寿司、干物などを味わえるスポットとして観光客も訪れる場所となっています。
小田原漁港のすぐ隣にある「小田原さかなセンター」では新鮮な魚を買ってすぐ食べられるバーベキューコーナーもあり、漁港ならではの楽しみを味わえることでしょう。
また、「なみえ食堂」や「魚市場食堂」といった人気の食堂では、朝獲れの魚を使ったボリューム満点の定食が楽しめます。
小田原漁港はとてもアクセスがよい漁港であり、JR東海道本線「早川駅」から徒歩約5分と駅からすぐ。小田原駅からでも車で約10分で行きやすいというのも、人気の理由のひとつです。
港のすぐそばには海を眺めながら散策できるスポットもありますよ。
新鮮な海の幸とグルメを楽しみたい人にとって、小田原漁港はぜひ訪れたいスポットです。
住所 | 神奈川県小田原市早川1-10-1 |
アクセス | JR東海道本線「早川駅」から徒歩約5分 小田原駅より箱根登山バス「漁港」行き 乗車約10分 |
小田原こどもの森公園
小田原こどもの森公園 芝生の広場ー 画像引用元:写真AC
小田原こどもの森公園は、小田原市久野にある自然豊かな大型公園です。
広大な敷地で、子どもたちが冒険気分を味わいながら思い切り遊べるアスレチックや芝生広場、散策コースなどが充実しています。
特に「わんぱくらんど」というエリアが人気で、アスレチック遊具やローラーすべり台、吊り橋などの楽しい遊具がいっぱいです。
また、園内にはミニSL(こども列車)やポニー乗馬体験ができるエリアもあり、小さな子どもでも楽しめる工夫がされています。
そのほか、春には桜、秋には紅葉など、美しい四季折々の風景を楽しみながら散策ができるスポットでもあります。
特に広々とした芝生の広場では、ピクニックを楽しんだりボール遊びをしたりと様々な過ごし方ができ、家族連れに人気です。
バーベキュー広場も整備されており、事前予約をすれば手ぶらでバーベキューを楽しむこともできます。
駐車場が広く、車でのアクセスも便利で、小田原駅からはバスも運行されているため、公共交通機関を利用しても訪れやすいのが魅力です。
入園は無料で(一部の乗り物や体験プログラムは有料)リーズナブルに楽しめるのも家族連れには嬉しいポイントでしょう。
住所 | 神奈川県小田原市久野4377-1 |
アクセス | 小田原厚木道路「荻窪IC」または「小田原東IC」より車で約10分 |
鈴廣かまぼこの里
鈴廣かまぼこの里は、神奈川県小田原市にあるかまぼこメーカー「鈴廣」が運営する観光施設です。
広い敷地内には、かまぼこやちくわを実際に手作りできる体験工房、できたてのかまぼこを味わえるレストラン、お土産を購入できる直売店などがあり、大人から子どもまで楽しめます。
特に「かまぼこ博物館」では、かまぼこの歴史や製造工程について学ぶことができ、実際に職人の技を間近で見られるのも魅力です。
大型のお土産ショップ「鈴なり市場」では、定番のかまぼこだけでなく、チーズ入りやわさび風味のものなどバリエーション豊かな商品が並び、お土産を選ぶだけでも楽しい場所となっています。
さらに、敷地内には地ビール工房もあり、「箱根ビール」というクラフトビールを楽しむこともできます。ビールが目当てで訪れるという方もいらっしゃいます。
この鈴廣かまぼこの里は、小田原駅から箱根登山鉄道で約10分の「風祭」駅直結というアクセスの良さも魅力で、車でも小田原厚木道路「小田原東IC」から約5分と訪れやすい立地です。
かまぼこの魅力を存分に体験できるスポットとして、観光やドライブの途中に立ち寄るのにぴったりの場所です。
住所 | 神奈川県小田原市風祭245 |
HP | リンク |
アクセス | 箱根登山鉄道「風祭駅」直結 |
小田原フラワーガーデンのハナショウブ池
小田原フラワーガーデンのハナショウブ池 ー 画像引用元:写真AC
小田原フラワーガーデンは、小田原市久野にある植物公園で、四季折々の花々が楽しめる美しいスポットとなっています。
特に「トロピカルドーム温室」や「梅園」が人気で、トロピカルドーム温室では熱帯植物、渓流の梅園では約300品種の梅を見ることができます。
季節ごとのイベントも随時行われています。家族でのお出掛けやカップルにもおすすめです。
入園料は無料(温室のみ有料・200円)となっており、何度行っても楽しめるスポットでしょう。
住所 | 神奈川県小田原市久野3798-5 |
開園時間 | 9:00〜17:00(温室は16:30まで) |
アクセス | 小田原駅からバスで約20分 |
⑦小田原市の統計データ
小田原城からの景色 – 画像引用元:写真AC)
関東地方の南西端に位置し、戦国時代には後北条氏の城下町として栄えた。
また、北条早雲から北条氏直まで北条五代の隆盛を影で支えたという風魔忍者の里である。
江戸時代には小田原藩の城下町、東海道小田原宿の宿場町として盛えた。箱根峠より東側の宿場町として、現在も箱根観光の拠点都市である。
1876年(明治9年)4月17日までは、現在の神奈川県西部と静岡県伊豆半島を範囲とする足柄県の県庁所在地でもあった。
西湘地域の中心的な都市である。
ー「小田原市」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2025年2月24日 (月) 10:09 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org
⑴基本データ(令和5年度)
推計人口総数 | 186,338人 (男: 90,102人 女:96,236人・10月1日時点) | 人口密度 | 1,640人(1平方キロメートルあたり) |
世帯数 | 84,425世帯 | 1世帯あたり人員 | 2.2人 |
単独世帯 | 28,359世帯(令和2年国勢調査) | 核家族世帯 | 46,521世帯(令和2年国勢調査) |
推計人口増加数 | △ 840人(対前年) | 人口増加率 | —% |
外国人の住民人口 | 3,214人(令和6年) | 登録自動車数 | 68,576台 |
出典:小田原市公式ホームページ – 令和5年版小田原市統計要覧
⑵子育てに関するデータ(令和5年度)
保育園数 | 49(市立:5、私立:44) | ||
保育士数 | 772人 | 入所児童数 | 3,306人 |
入所児童数のうち3歳未満 | 1,285人 | 入所児童数のうち3歳以上 | 2,021人 |
幼稚園数 | 16 (公立:6、私立:10) | ||
園児数 | 1,185人 | 教員数 | 101人 |
幼保連携型認定こども園 | 1 (私立:1) | ||
小学校 | 26 (公立:25、私立:1) | ||
児童数 | 8,350人 | 教員数(本務者) | 592人 |
中学校 | 13 (公立:11、私立:2) | ||
生徒数 | 4,361人 | 教員数(本務者) | 332人 |
高等学校 | 7 (公立:4、私立:3) | ||
生徒数 | 5,337人(全日制) | 教員数(本務者) | 370人 |
出典:小田原市公式ホームページ – 令和5年版小田原市統計要覧
⑶住まい・暮らしに関するデータ(令和5年度)
自治会町内会加入世帯数 | —世帯 | 自治会町内会加入率 | —% |
ごみ収集量 | 64,273トン(令和4年度) | うち資源化 | 15,567トン(令和4年度) |
病院数 | 13 | 病院の病床数 | 2,147 |
一般診療所数 | 156 | 一般診療所の病床数 | 65 |
歯科診療所数 | 109 | ||
介護老人福祉施設数 | 749(令和4年度) | 介護老人保健施設数 | 489(令和4年度) |
出典:小田原市公式ホームページ – 令和5年版小田原市統計要覧
※最新の情報についてはそれぞれの市区役所までお問合せください。
⑧まとめ
良いところ | ・自然環境が豊か ・観光地が多くアクティビティを楽しめる ・小田原駅からは東京や横浜など主要都市へのアクセスも良好 ・海に近く、温暖な気候 ・都心や横浜に比べて住居費が安い ・地元のお祭りやイベントなどを通じて地域コミュニティの交流が深めやすい |
---|---|
マイナスなところ | ・都心までのアクセスに時間が掛かる ・観光地が多く、交通渋滞が発生しやすいエリアがある ・他の主要駅と比べて大型ショッピングモールや商業施設、娯楽施設の数が少ない ・海が近いため塩害や風害のリスクがある ・住宅街では街灯や人通りが少なく、静かすぎる場所もある |
小田原市は、自然環境と利便性の魅力を併せ持つエリアです。
・都心へ通勤しながら、自然豊かな環境で暮らしたい人
・歴史や文化が好きで、風情ある街に住みたい人
・子育て環境が整った地域を探している人
・海や山が好きで、さまざまなアクティビティを楽しみたい人
などに特におすすめのエリアとなっています。
都心からのアクセスが良好でありながら、自然に囲まれた穏やかな住環境を持つ小田原市での生活を考えている方は、
ぜひ一度、駅から住宅までの道をお散歩したりドライブをしてみてはいかがでしょうか。
観光地としてだけではなく、住む街としての魅力がたくさん見つかる事でしょう。